2010年05月27日

ちゃめさんへ

この通りちゃんと配慮して呉れれば問題は起きない筈だけど、実際はどうなのかなぁ。

【検査とプライバシー】

(1) 色覚異常の疑いのある児童生徒が、他の者から特別視されないように配慮し、また当該児童生徒に嫌な思いや恥ずかしい思いをさせないよう、態度や言葉づかいに注意する必要がある。
(2) 児童生徒一人一人のプライバシーを守るため、個別検査が実施できるような会場を設営し、検査者や被験者の声が他の児童生徒に間こえない距離を確保する。
(3) 専用の検査会場が準備できないときは、カーテン・ついたてを利用するなどの工夫をする。
(4) 前の人の検査がすむまで外で待たせ、検査会場の中には一人ずつ入れる。
(5) 検査結果の記録を他の児童生徒に見られないようにする。

●検査会場略図



会場の中には前の人の検査がすむまで、入らない。1人ずつ入る。

【検査表の保管】

 検査表は、光による変色を避けるため、使用時以外は暗所に置くなど、特にその保管に留意し、5年程度で更新することが望まれる。
 なお色覚検査の実施前に、中学校については小学校、高等学校等については中学校から送付されてきた健康診断票に目を通して、生徒の実態を把握しておくことも必要です。


4. 保護者への連絡と指導

 検査の結果は、児童生徒及び保護者に通知することになっています。
 「色覚異常の疑いあり」という結果を家庭に通知する場合には、保護者の気持ちを考え、細心の注意を払って連絡を行う必要があります。その際、次のような方法が考えられます。
*家庭訪問や保護者面談の際、学級担任又は養護教諭が保護者に直接話す。
*学級担任又は養護教諭が電話で保護者に直接話す。
*保護者に封書で連絡する。
 なお、いずれの場合にも、健康相談を受けるようにします。その際、資料を準備しておく必要があります。
 また、相談に際しては個々の状況に対して柔軟に対処することを原則に、次のような諸点に配慮します。
(1) 医療機関において、精密な検査を受け、総合判定を受けるよう勧める。その際、本人・保護者ともども指導を受けるよう助言する。
(2) 医療機関の選択については、本人又は保護者の自主性に任せる。なお、その紹介について学校医に依頼するのもよい。いずれにしても、学校医の指導をいつでも受けられるような体制をとっておく。


5. 当該児童生徒への指導

 「色覚異常の疑いあり」とされた児童生徒については、学校生活においてどのような支障があるか、家庭においてはどうか、教師と保護者それぞれが観察し、相互に連絡を取り合って、本人に知らせる方法等を相談する必要があります。なお、女子の場合は、本人及ぴ保護者の大きな動揺もありうるので、持に慎重に対応してください。
 ところで、当該児童生徒は、「色覚の問題を表面に出したがらない」「色覚異常であることを知られるのを嫌がる」などの傾向をもっています。そこで、指導に当たっては、次のような点に留意する必要があります。
(1) 発達段階に応じ、科学的に正しい色覚異常についての知識を与える。
(2) 色覚問題にわずらわされることなく、当該児童生徒が将来に希望をもち、自己の個性・能力の伸長を図ることを目指すよう指導する。
(3) 当該児童生徒のプライバシーを尊重し、劣等感を与えないように配慮する。

出典:
http://www.nig.ac.jp/color/monbushou_tebiki_2.html#kennsa_2
posted by ゆきずり at 03:54| 東京 ☔| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
詳細にありがとうございます。
正直、通達文については、ちょっと対応などが過剰かな?とも思いますが、実際の色覚異常を持つ人達は特に極端な不自由を感じずに過ごされている方がほとんどです。
だって、その人にとっては生まれてからずっとその色の世界ですしね。
成長するに従い、自分の色の見え方が他と違うかも…と気付く人もいますが、なかには全然気が付かない人も結構います。少し色の見分けが付きにくい難点があって、カラー地図が苦手だったり、理科の実験が苦手だったりってことはあるでしょうけど、それも他から感じ取るなんてことは結構至難の技。
だからこそ、夢を決める小学校のうちに、以前のように色覚チェックができると助かるんですけどね。プライバシーとか…ちょっと過敏かなぁ。だから余計に傷付いちゃう気がします。
(検査自体は個室で個々でする方が良いと思いますが)
「色が分からない」という概念が強いですが、逆に正常色覚では区別が付きにくい色の見分けが簡単にできる色域もあります。
こうした色の感じ方の不思議なんてものを授業に取り入れてみるのも良いと思うんですけどね。色覚バリアフリー意識付けの一環として。
Posted by ちゃめ at 2010年05月27日 19:54
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